日進産業 塗料 ガイナ
ガイナとは?
ガイナとは、日本の宇宙ロケット開発技術を応用して株式会社日進産業が開発・製造している塗料です。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)がH-Ⅱロケット開発に際して、打ち上げ時の熱から機体や人工衛星を守るためにロケットの先端部(フェアリング)に塗布する断熱技術を開発しました。
その技術を民生用として応用したものがガイナ塗料です。
現在、一般的な住居やマンションのほか、工場等の大規模構造物、キャンピングカーなど様々な場面で利用されています。
セラミックを多層化し、熱の均衡化をもたらすことにより様々な効果を発揮するガイナ塗料。
そのガイナ塗料の効果の内、大きなものをご紹介します。
断熱・保温
熱は、高いところから低いところへ移動する性質を持っています。
ガイナを外壁に施工した場合、外の空気温度とガイナを塗布した表面温度が適応することによって熱の均衡化が起き、その表面で熱の移動を最小限に抑えます。
この働きにより、室内の熱を外へ逃がしにくくなります。
断熱・遮熱
←ガイナの球体セラミックに侵入した太陽光に含まれる赤外線は、球体のプリズム効果により、反射と屈折を繰り返し、屋内に侵入するエネルギー量を減少させていきます。
またセラミックに配合した遮熱物質が太陽光に含まれる赤外線を反射します。→
この仕組みにより、ガイナを塗布した外壁は熱の発生を抑え、室内の温度を下げます。
遮音・防音
ガイナの塗膜は、硬いセラミックの中に空気を含んだ球体の多層で構成されています。
音は、セラミックで反射し、空気で吸収を繰り返す構造になっています。
さらに、塗膜内で多層となったセラミックの効果により、塗膜内部に侵入してきた音も、その振動を軽減することで音を小さくします。
日進産業が浜松工業試験場にて行った制振効果試験データ
耐久
紫外線に対してもっとも強いセラミックを多層化したガイナは、通常の塗料の2~3倍の耐久性を持っています。
さらに、断熱・遮熱性能により、建物の膨張・収縮を最小限に抑えることができます。
ガイナ15の機能
- 断熱(冬暖かい)
- 遮熱(夏涼しい)
- 耐久(寿命長持ち)
- 防音(静かな住環境)
- 防露(結露発生20%以下に低下)
- 消臭(嫌な臭いをイオン化)
- 透湿(水蒸気や空気を通し壁が呼吸)
- 防菌(カビや有害な菌から守る)
- 防護(熱エネルギーを蓄えない)
- 安全(環境に優しい水性)
- 癒し(イオン化作用で空気質を改善)
- 防汚(帯電防止性・親水性塗膜)
- 弾性(亀裂ができにくい)
- 不燃(燃えにくい)
- 施工(塗布しやすい)